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【SHOWCASE REPORT】ONEUS 12/7 @ 東京ビッグサイト TFT HALL 1000

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ONEUS JAPAN 2ND SINGLE ~808~ SHOWCASE

期待以上!更に成熟した姿でカムバック

 

 

 華やかに彩られたスクリーンに浮かぶ、『808 SHOWCASE』の文字。12月7日、この日はONEUSが日本で発表するセカンドシングル『808』のショーケース当日。日本デビューシングル『Twilight』は、韓国で発表された楽曲の日本語バージョンであったが、今回の『808』は日本オリジナル曲。ショーケースのオリジナルグッズを手に、ファンも期待に胸を膨らませる。流れていた音楽のボリュームと照明が落ち、会場は歓声に包まれる。映像が流れ始め、食い入るように見つめるファン。

 

 『Valkyrie -Japanese ver.-』の前奏が流れ、会場の熱気が一気に上がる。バックスクリーンにはこれまでのアルバムのコンセプトを示す月が輝く。韓国デビュー曲の日本語バージョンで、ONEUSが愛されるきっかけとなった『Valkyrie -Japanese ver.-』。ファンの掛け声もしっかりと揃う。遠隔操作を用いて、会場に居る全員のペンライトがリズムに合わせて一斉に色を変える。照明とのコントラストで、会場を更に色付けた。1曲目から圧倒的なパフォーマンスと、ONEUSだけのコンセプトを惜しみなく披露した。

 

 2曲目は8月にリリースした日本デビュー曲『Twilight -Japanese ver.-』。前奏が始まるやいなや、『Valkyrie -Japanese ver.-』に引き続き割れんばかりの歓声が響き渡る。ONEUSの楽曲一つ一つが、どれだけファンに愛されているかが伺える。楽曲のテンポが変わるに連れてファンがペンライトを振るテンポも変わる。メンバーと一緒に会場も楽曲に入り混んでいる証拠である。ラストサビ前、ファンウンが持ち上げられる振り付けで楽曲はクライマックスを迎え、2曲続けてファンを魅了した。

 

 「こんばんは!僕たちはONEUSです!!」最初のトークがスタート。「日本に来るのは久しぶりですね!ファンの皆さんをこんなに近くで見ることができて幸せです!皆さんも会いたかったですか?(ファンウン)」「僕たちは暑い夏に日本でデビューしましたが、寒い冬になってまた、セカンドシングルを準備して日本に来ることができました。本当にありがとうございます!(シオン)」「日本でデビューしたのがつい先日のようなのですが、もうセカンドシングルを出すことができて本当に嬉しいです!ありがとうございます!(イド)」「皆さん、セカンドシングルの発売日を覚えていますか?そうです、12月18日です!沢山聴いて下さいね!(レイブン)」「今回のセカンドシングルは、4曲収録されています!タイトル曲の『808』は、自分の道は自分で切り開く、という我が道を行くかっこ良さが込められた楽曲です!(コンヒ)」「僕はセカンドシングルの中で、『LOST』がオススメの曲です。歌詞が本当に綺麗で、素敵です!(ソホ)」「僕は『In My Arms』がオススメです。とてもリラックスして聴くことができる曲です!(イド)」「次に披露するのは、タイトル曲『808』です!盛り上がって行きましょう!!(シオン)」

 

 ショーケース前の12月5日に名古屋、6日に東京でリリースイベントを行い、既に披露していた『808』だが、まだ見たことのないファンが多く、動かずにじっくり見入る姿が印象的であった。暗がりの中照明とバックスクリーンに演出されたステージは808のコンセプトを最大限堪能することができる。力強いサウンドが会場に響き渡り、胸の奥に重く伸し掛かる。安定した歌声とポテンシャルを活かす振り付けで再びファンの心を掴み、ショーケースでの『808』初お披露目は手応えバッチリのようだ。

 

 MCからの「皆さんいかがだったでしょうか!!」という呼びかけに、ファンからは「かっこいい!!」と大きな声が上がった。「ダンスの練習はどのくらいしましたか?」という質問に、「808は早い段階でダンスは出来上がっていたので何度か練習して、MVを撮り終わってからまた改めて沢山練習したので、いつも新鮮な、新しい気持ちで踊っています!(コンヒ)」「ダンスを覚えるのは誰が一番早いですか?」という質問には、「シオンが早いですね!(ファンウン)」「逆にレイブンさんが遅いです!(シオン)」とトークを展開し、会場の笑いを誘った。

 

 MVの撮影エピソードでは、「光の展示館という所で撮ったのですが、少し特別な場所だったんです。壁や床を触ると、花が舞ったり光輝いたり。(ソホ)」「展示館には色々な種類があって、特にキラキラ光っている所を見ていたら、スタッフの方が他にも色々あるんですよと言って様々なショーを見せて下さったのが印象的です。(シオン)」「ちょうど昨日『808』の掛け声が公開されたので、この場で掛け声を練習したいと思います!(コンヒ)」メンバーと楽しく練習し、一体感に包まれる会場。「これからのイベントでも沢山やって下さいね!(ファンウン)」今後もリリースイベントを控えているONEUSだが、寒さを吹き飛ばすTO MOON(ファンの総称)の声援に期待したい。

 

 トーク後に披露したのは、韓国でリリースした3枚目のミニアルバム収録曲『Level Up』。韓国の楽曲が日本で見られるということで、ファンも嬉しそうな表情を浮かべる。力強いサウンドにぴったりの、キレのあるステージでONEUSの色を魅せつけた。後方のファンもスクリーンに映るメンバーの表情から、楽曲のコンセプトに誘われたに違いない。頻繁に変わるペンライトの色と、点滅する照明でさらに躍動感が増し、メンバーのパフォーマンスと会場全体の演出でファンを虜にし続けた。

 

 3回目のトークでは『808』にちなんだゲームを実施。ファンウンチーム(ファンウン・ソホ・コンヒ)と、シオンチーム(シオン・レイブン・イド)に分かれて“808に合わせろ!”①長さをあわせろ!②重さを合わせろ!③時間を合わせろ!の3つの課題に挑戦し、シオンチームが見事勝利。惜しくも負けてしまったファンウンチームはユーモアのある罰ゲームを披露し、会場を沸かせた。ゲームが終了し、「次の曲が最後です…。」という言葉に、会場から惜しむ声が上がる。「韓国で最近まで活動していた、3rd Mini Albumのタイトル曲『LIT』です!(ファンウン)」「歌詞にとても中毒性があるので、皆さんも楽しんで聴いて下さい!(イド)」

 

 前奏が始まり、バックスクリーンも一気に『LIT』のコンセプトに染まる。最近まで活動していたということもあって、メンバーとファンの息がぴったりと揃い、会場のボルテージは最高潮に。スクリーンのカラフルさに加え、歌詞と共に移り変わるペンライトの色で、最後を飾るに相応しい最も華やかなステージを披露した。終盤のダンスブレイクでは、迫って来るような疾走感と重低音に、会場も現実を忘れて楽曲に酔いしれた。

 

 「ショーケース、沢山の方々が来て下さって本当にありがとうございます。僕たちは8月に日本デビューしましたが、セカンドアルバムを持ってまた日本に来ることができました。デビューした8月に比べて、皆さんと距離が近くなったような気がして嬉しいです!(イド)」「今日は久しぶりに日本でショーケースを開催しましたが、沢山の方々が僕たちを忘れずに、会いに来て下さいました。『808』はまだ発売前にも関わらず一緒に歌って下さったのでとても幸せで、不思議な気持ちです。ありがとうございます!(コンヒ)」「こうして多くの方の前で僕たちの歌を披露できるのは、とても幸せなことだと思います。いつも僕たちの歌を聴いて応援して下さる皆さんに感謝申し上げます。これからも僕たちの歌をお届けしますので、応援お願い致します!(ファンウン)」「僕たちは日本で2回目の活動をすることになりました。何よりも日本に来て、こうして歌とステージを通して皆さんとコミュニケーションを取れるのがとても幸せです。沢山の皆さんが僕たちの歌に共感して下さってとても嬉しいです!(ソホ)」「今日は本当に沢山の方が来て下さったので驚いています。皆さんにエネルギーを与えたいと思っていましたが、逆に貰っちゃいました!ありがとうございます!(レイブン)」「前回の日本デビューシングルが好評だったので、心配していたのですが、皆さん良かったですか?今回の活動も応援お願いします!今日は沢山来て下さってありがとうございました、寒いので風邪に気をつけて下さい!(シオン)」最後はメンバーもショーケースグッズのうちわを持って記念撮影。

 

 惜しみながらメンバーが退場した後、会場からはすぐにアンコールが。彼らには、もっと見たいと思える程の実力が備わっている証拠である。再び登場し、ショーケースのタイトルである『808』をもう一度披露し、トーク中に練習した掛け声の成果をここで発揮することができた。この日感じたONEUSとTO MOONが一体となった瞬間の勢いは、これから彼らが花道を駆け抜けて行くエネルギーになることは間違いない。今後も活躍し続けるONEUSに目を離せない。

 

 

ONEUS JAPAN 2ND SINGLE ~808~ SHOWCASE

 

2019年12月7日(土)Open18:00 / Start19:00

東京ビッグサイトTFT HALL 1000